ウィロビー・M・マコーミック氏によってメリーランド州ボルチモアの
地下の一室で創設され、訪問販売から始まったマコーミック社。
彼はスローガンとして
「最良の品を作れ。
そうすれば必ず買う人がある」
と掲げ、
品質の向上を追求しました。
その後、36歳の若さで二代目となったチャールズ・P・マコーミック氏は
「事業は人にあり、機械よりは人間が重要であり、
人こそ企業の最も貴重な資産である」という信念のもと活動を開始。
従業員による経営参加は、
当時としては画期的な考え方でした。
それらの思いは現代にも脈々と引き継がれ、今では世界中で愛されるブランドへと大きく成長しました。
フィラデルフィアのF.G. Emmett Spice社を買収し、スパイス業界に参入
ウィロビー氏は米国食品香料製造者協会(FEMA)の立ち上げを支援する
ボルチモアのハーバーフロントに最上級の施設を備えた、米国で最初の大手スパイスメーカーとして地位を確立する
1945第二次世界大戦中、軍に5千万品以上の生活品を提供したことを称え、政府より6度賞を授与された
1950南米とカナダにある会社をそれぞれ買収し、アメリカの製品一覧にそれらのグルメラインを加える
中南米・オランダ・フランス・オーストラリア・アジアへと世界へ進出
ライオン歯磨株式会社(現ライオン株式会社)と提携し、スパイス82品種を発売
英国最大のスパイス企業であるSchwartz社を買収し、ハーブ・スパイス・調味料の世界最大のメーカーとなる
マコーミックは最初のフレーバー予測を発表。これは新しい料理のトレンドとフレーバーを特定する年次報告書である
ユウキ食品株式会社と提携。シナジー効果を発揮し、ユニークな新商品を積極的に開発
IT企業と協力し消費者の好みについての何億ものデータと数年分の研究に基づいたAIシステム「ONE」を開発。新たなフレーバーの組み合わせを予測し、フレーバーの開発者がより速やかに新たなレシピを考案するのを支援している
ウィロビー・M・マコーミック氏はメリーランド州ボルチモアの家の地下室にマコーミック社を創設し、調味料やルートビア香料の訪問販売を始める
ボルチモアの大火災により、会社の資産と記録をすべて失う
ティーバッグを最初に工業生産した会社のうちの一社である
ウィロビー氏が69歳で亡くなった後、甥のチャールズ ・P ・マコーミック氏が36歳で社長に就き、大恐慌の中賃金の引き上げ、労働時間の削減、利益分配に取り組む
サンフランシスコのA. Schilling&Companyを買収し、アメリカの東海岸から西海岸までの流通を開始
便利で早くて風味豊かな製品に向けての大きな一歩であるホイル包装技術を導入する
調味料業界で初めて、プラスチック製のデュオフリップトップと呼ばれる容器の製造を開始
Roast in Bagというシーズニングミックスと調理用バッグがセットになっており、調理用バッグに具材とスパイスを入れてオーブンに入れるだけの時短調理商品を発売し、(1971年Bag’n Seasonへ名称変更)
1978年には初の低カロリー商品、Lite Gravyを発売する
OLD BAYを買収し、オーストラリア・メキシコ・インドネシア・フィンランド・インド・イギリスへとさらに事業を拡大
フランスのDucros、Zatarain’s社、Epicurean international社を買収。(Thai Kitchen・Simply Asiaや、Lawry’s・カナダのBilly Bee Honeyなどのブランドが含まれる)
独立した科学研究をサポートし、ハーブとスパイスの健康上の利点に関する情報を共有するためにマコーミック科学研究所(MSI)が設立される
2008オーストラリアで、スロークッカー用のシーズニングミックスが初めて紹介され、瞬く間に人気の商品となる
2011ポーランドのKamisとアメリカのKitchen Basicsを買収し、インドのKohinoorと共同事業を始める
2021Fortune500へランクイン。
(※Fortune500とはアメリカ合衆国のフォーチュン誌が年1回編集・発行するリストの1つである。全米上位500社がその総収入に基づいてランキングされる。)
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